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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

コロナ禍のトレーニング指導

2020年の4月に緊急事態宣言が発出され、当時我々の運動部も集合しての練習ができなくなってしまいました。

シーズンの大会は主に4月から11月にかけてなので、その時点ではシーズンがどのようになっていくかまったく検討がつきませんでしたが、目指している大会はあるものとして、リモートでのトレーニングや指導を余儀なくされました。

 

団体競技で集まれないことは、チームプレーを作るのにあたっては致命的な状況です。特に心配だったのはチームメンバー間の関係が薄れていってしまうことと、メンバーの間で切磋琢磨して高めあっていたような雰囲気がなくなってしまうことでした。

そのため、個々人の体力面のトレーニングをするだけでなく、チームメンバー間の関係や、一定の負荷でトレーニングをする習慣を失わないよう、Zoomを使った共同のサーキットトレーニングをしたり、まずは全体で挨拶をしてから各々のトレーニングに入るなどの取組を行いました。これによって、場所は違うけれども、一緒にいる感覚をバーチャルながら再現できたのではないかと思います。

 

また、メンバー間が切磋琢磨するのに重要なのが、「あいつあれだけ頑張ってる!」という空気を感じる場作り。普段であれば自ずと周囲の活躍を見ていると感じられるものですが、リモートだとなかなかそうはなりません。ここについてはSlackを導入して、それぞれが練習記録を書いて、メンバー間がお互いにオンラインで見れるようにしました。Slackにはスタンプといって、誰かが書いたコメントに周囲の人が簡単にリアクションを残せる機能がありますが、見ている限りでは刺激しあえているかと感じます。

 

指導についてもオンライン化を進めました。ミーティングはZoom、指導のためのファイルの共有もDropboxを使うなどの工夫をしました。ここについては、現地にいって時間をとってミーティングをしていたよりも、むしろ効率的に時間を使えるようになったと感じます。