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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

毎日家計簿 - 可視化をすると浪費がなくなる

私はこの記事を書いている時点で30代後半なわけです。

きっと読んでくださっている方の中にもそれくらいの方もいらっしゃるのかなと思いますが、将来のお金のことって気になりませんか?

 

私は気になっていました。今のところ会社員ですし、そうなると定年もあって、その後は年金暮らし?でも年金ってどれくらいになるのだろうか、その時にどれくらいの暮らしができるんだろうか、今は元気だけど、だんだん身体も病気がちになったりしてくるだろうし、きっと今はかかっていない部分で出費もかかってくるようになるんだろうなあ、、とか、いろいろ。

 

…とはいえ何かに備えて、貯めてばかりも人生を楽しめない気がします。キャリアに向けて投資も必要だし、旅行だってしたい、日々美味しいものを食べたい。どれくらい貯めてどれくらい使っていいのよ、、なんて考え始めると悩んじゃいますよね。私はお金に対しては比較的悲観的なほうなので、こういうことをすぐ考えてしまいます。笑

 

私の場合は貯蓄型の保険に入っているので、それがそのまま継続できたら何歳くらいにどれくらいの資産になっているかとか、確定拠出年金で将来いくらになるかとか、その分の将来資産の量が見通せます。

ただ、それだけだと将来足りなくなるな〜という金額を計算しておいて、そこに向けて毎年どれくらいお金を残しておけばいいのかなという目標を決めて、それ以外は自由に使う、、という風にしています。

これをやるために、普段お金がどれくらい入ってきていて、どれくらい出ていっているかの可視化が必要だと思いたち、10年ほど前からでしょうか、スマホを使い始めたころからアプリで家計簿をつけるようになりました。

 

このスマホの時代、レシートを財布に残して、あとで記録、、という手間はかけたくありません。私は外食しても、自動販売機で何か買っても、スーパーで買い物しても、お金を支出した瞬間にすぐにアプリにつけるようにしています。

 

私が使っているアプリはこれです。

 

いくつかの家計簿アプリをこれまで試したのですが、自分は以下のような点が気に入っています。

 

① 予算設計ができる

② 固定支出を設定できる

③ アプリを開いて1タップで入力できる

 

1点目が大事です。例えば今月の支出はすべて諸々で20万円までに抑えよう、、というのを項目ごとに設定できるわけです。今月の食費は2万円まで、交通費は1万円まで、衣類は1万円まで…など。同様に、今月は付き合いが多くなりそうだから、交際費は3万円までいいけど、代わりに衣類を買うのは控えよう、普段の食費を抑えめにしておこう、、という設計ができます。

これを設定しておくと、その予算に対して実際どれくらい進捗しているのかが見えるので、何かの支出がオーバー気味になった場合に、途中から財布の紐を閉めるということもコントロールできるようになります。

 

そして2点目、例えば毎月払う携帯料金や、公共料金、ネットの料金など、ある程度固定の支出に関してはあらかじめ設定しておけます。これと①の予算設定とを組み合わせると、今月固定支出以外のもので支出して良い費用が一目瞭然になります。

どういうことかもう少し書きますね。①で予算を設定しておくと、それに対する進捗が見えると記述しましたが、進捗はアプリを開いたその日時点の記録になっています。例えば今日が5日だとして、6日時点で交際費3,000円支出するということをあらかじめ記録していても、進捗には反映されてきません。

よって、毎月支出することがわかっている費用は1日時点で固定支出として計上しておくと、全体の予算に対して残りいくらあるのかが一目瞭然になります。携帯料金など、毎月微妙に変わる費用もざっくり先に入力しておくと良いです。実際の支出の金額が確定した時点で後から修正もできますから。

 

3点目は純粋にユーザビリティです。お金を支出した瞬間に漏れなくさっと書けることはとても大事です。例えば自販機で100円の飲み物を買ったとして、レシートも残りませんし、後から記録、、なんてのが難しいので、その場でストレスなくすぐに済ませることが大事です。

たかが100円かもしれませんが、365日忘れれば36,500円分です。バッグひとつでも買えますね。そのお金がいつの間にかなくなっているなんて恐ろしくないですか。笑

 

自分のお金をセルフコントロールするためには家計簿アプリは必須です。

たくさんあるので、色々試して、自分にあったものを使うのが良いかと思います。