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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

学習を重ねても重ねても気持ちが充足されない?

私の勤めるいわゆるITという業界は技術の流行り廃りが早く、今年はビジネスがうまくいってても、来年には傾く、、、なんてこともありえます。あるいは、世間ではかつて安泰と呼ばれていた大企業のビジネス基盤が揺らぐなんていうことも現実のものになったりしていますね。

 

こんな時、経営者は勝手に責任を取ればいいんですが、困るのは社員です。放り出されます。以前に増して、個人のキャリアがどれだけ重要か、、というのもクローズアップされるようになっているのではないでしょうか。

 

 

私自身は、新規商品やサービスを企画するチームでマネージャーをしていますので、会社の経営にある種直結するポジションにいますので、いかに会社が今後も存続していくかというところを常に念頭におきながら仕事をしています。なので、「会社がなくなってしまうかもしれない・・・」なんていう無責任なことは言えません。

 

ですが一方で、この業務の責任ゆえに、いつクビになるかわかりませんし、あるいは自分の頑張りとは関係なしに会社が傾くなんていう可能性もあります。つまり、会社から放り出される可能性は私にとっても常にあるということです。

 

私自身は、今せっかくのこのポジションですので、その機会を最大限に活かして学ぶべきことを学べるだけ学んでおこうという気持ちでやらせてもらっていますが、いざ放り出された時のことを考えると、やっぱりどうしても不安になるわけです。

 

そんな時に「自分は何ができる」というのを持っておく必要がありますね。

放り出されてから考えても手遅れなわけですから。

 

自分の強み、弱みをしっかりと日々認識し、自分が放り出されたとしても仕事としてやり続けたいことを自分なりに明確にし、それに向けて足りない知識を継続的に学習をしておく必要があるわけです。

 

ですが意識が高い人ほど、学習を重ねてもその不安は解消されないと思います。なぜなら終わりがないからです。人にもよりますが、日々そういった不安を感じながら勉強をする負の力はあまりよくないです。いずれ辛くなります。

 

「こうなりたい!」という自分の将来の姿をなんとなく想像をしながら、「今年はこの資格を取ろう、むこう半年でこの研修をやろう」というマイルストーン、つまり「一定期限内における終わり」を決めて、それを目標としておき「これをやればいい!」という自分なりに気持ちがスッキリできるところに向かってやり続ければいいのです。

 

「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」だと気持ち的にも疲れるだけ。

だったら「とりあえずこれができれば今年はヨシ!それ以外は後回し!」として、休息、気分転換の時間もしっかり作って心身ともに安定させながら自己研鑽を重ねていきたいですね。