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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

売れるもの売って営業気取りだった頃

私は今でこそプロダクトマネジメントマーケティングマネジメントの世界にいますが、20代の後半まで営業をやってたんです。インターネットをする人なら誰もが知るような有名なソフトウェアを営業してました。

ありがたい事に、何度か表彰もらいましたよ。トップセールスになれたんで。それもあって、当事わりと天狗になってましたね。

その後、プロダクトマネジメントに転身し、全く新しい商材を手掛けるキャリア転身をします。当たり前のように売れるかと思ったら全然売れない。

そりゃそうです。

だって新製品。

誰も知らないし、それが何かわからない。

しばらくやって気付くんですよ。「あ、俺営業の時、自分の力で売ってると思ってたけど、実は先人の人たちがブランドを作り、ビジネスモデルを作ってきたからだ」って。私が営業のときにやってたことは、ただ確立されたビジネスモデルの上で、お客さんと仲良くして選んでもらってただけでした。製品の価値をきちんと伝えて買ってもらうといった、商売の基本がなくても成り立ってたんですね。

それから、先人たちをすごく尊敬するようになったし、自分の未熟さを日々反省できるようになりました。

きっと営業の頃には、ハイキャリアの人には滑稽に見られてたんでしょうね。