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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

読書をすると周囲が変わっていく

特に今年に入ってから読書を習慣化しています。

 

私の場合、読んでいる書籍は主に仕事に役立ちそうな仕事術です。

通勤時間の片道40分の間を主な読書時間としていますが、リモートワークの昨今でも、出勤日と同じ時間に読書をするようにしています。

これを続けていると自然と週に1〜2冊程度の読書量になってきますので、年間50〜100冊達成のペースということになってきますね。

 

文化庁の調査結果によると、全国16歳以上の約半数が「1ヶ月に大体何冊くらい本を読むか?」の質問に「読まない」と答えています。読んでいる人も1〜2冊という回答が大半で、それ以上読む人は少数派のようです。ですので、少なくとも私自身、平均以上に読書をしていると思います。

平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について | 文化庁

 

ですが、もともと読書はそんなに好きな方ではなかったのです。

もともと身体を動かすのが好きでしたし、「じっと座って活字に向かう」とは真逆の暮らしをしてきました。

 

ところが最近はむしろ読書が好き、日頃から読んでいないと不安になるくらいです。

なぜそうなってきたかというと、スバリ「読書をすることで自分を取り巻くリアルな環境が変わっていく」ということを実感しているからです。これは大きな読書のメリットだと思っています。

 

読書をすることで新しい知識を得ることになります。実際にこの知識を仕事に役立てようとして使ってみるわけです。たとえば資料作りに関する本を読んだり、会議の進め方に関する本を読んだりすると、実際の仕事に役立ててみたいと思いますよね。

たとえば会議の進め方に関する本を読んだという例で言えば、「自分が主催する次回の会議ではこのテクニックを使ってみよう」、「毎週行っている○○会議には課題があるから、やり方を変えるように提案をしてみよう」などですね。周辺にたくさんの改善点が見えるようにもなってきます。

 

新しい知識をいきなり使うのは慣れないことですが、反省をしながら繰り返し使っていくうちに自分のものになっていきます。周囲から「あの人は普段から勉強をしている」、「理にかなっている」、「根拠に裏付けられた仕事をしている」という定評を得ていくことで自分の思うように物事を進めやすくなり、その結果世界の見方がわかってきます。

それがさらに成果につながっていけば評価が上がったり、周囲に対する発言力に重みが出たりという効果が間接的に出てきます。

 

即効性があるものではないですが、これこそが読書のメリットではないかなと私が感じるところです。