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新宿で働くIT系プロダクトマネージャーが語る会社員の働き方・生き方

責任を取る姿勢だけで仕事がやってくる

社会には自分で責任を取りたくない人が9割です。

頭の良さや知識の量、そういったものは周りにいる人たちとそう大差ないのではないかと思います。

例えば、ある企業に勤めていれば、必然的にある一定水準のレベルの能力になってくるでしょう。

学生もそうですね。ある組織の中で、あるレベルの仕事をする、あるレベルの勉強をする、個人差はあれど、少しずつ能力は画一化されてくるわけです。

「人との差はどこに生まれるか」でいうと、自分の中にはいくつか考えがありますが、特に大きいのは「責任を取る姿勢を持つか持たないか」かと思っています。

例えば、ある企業の業績がしばらく不振が続いていて危機的状況に陥っている状況を想像しましょう。

経営陣は四苦八苦しているにもかかわらず、なかなか改善されません。

このとき、健全な企業であれば、社員である人々は色々考えます。「Aをやればいいのではないか」「Bをやればいいのではないか」色々アイデアが出るでしょう。

出したアイデアは実行に移す前に検証とプラン立てが基本です。

つまり、そのアイデアが本当に向かうべき方向か、状況を正しく理解できて、それが正しい判断かどうかを吟味し、そして計画を立てて実行をしていく必要が有ります。

このあたり、実はかなり大変です。

責任は大きい。誰も成し遂げたことがないことをやらなければいけない。不確実性のプレッシャー。

だから多くの人は心で思っても実行に移すことをしません。

それだけ大きなことは仕事としてとても大変ですし、何より責任が大きいです。

そこに「私がやります!」と声をあげて、責任を取って仕事を拾いに行く姿勢を持てるかどうか、人との差はこれにかかっていると思っています。

ほとんどの人は責任を取りたくないと思っています。

ですので、新しいことを実行に移す場合でも、周りの協力を得るのに苦労することもあります。

ですがこのときに「大丈夫です、リーダーは私、責任は私です」と言えるかどうかです。

よく考えてみれば合理的です。

このシチュエーションの場合、放っておけば会社が潰れる可能性が高いです。

どうせ放っておいても仕事がなくなるわけだから、新しいチャレンジをしてそこでスキルアップを目指す、うまくいったら賞賛される、とても良い機会のはずです。